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このページは、株価を上げるために働く気持ちを語っています。 |
会社の価値を見出す
上場するということは、株価を上げるために働くということになる。顔を見たこともない投資家のために、どうしてわが社の営業スタッフが働かねばならないのかと思う。もち合わせている会社の価値を無理につり上げて、金儲けしようという発想も好きになれない。
会社主義が、金持ちが、お金で人を雇って動かして、利益を吸い上げる、いやらしい主義だと考えるのは、私の偏見だろうか。そういう意味で、同族経営にも抵抗がある。社長の息子だとか親戚だとかというだけの理由で、実績もないのに取締役に就任した人のために、どうして営業スタッフが働かなければいけないのか。
バブルがはじけて、人々は人生の価値をお金以外のものに求めるようになってきた。だから、こうしたギャンブル社会のような経済体制もいずれ変化すると私は思っている。もっと人間的なものに変化するにちがいない。
その第一社を、私は日サイトで誕生させたいと思う。私の目標は、歴史が変わるその転換期に、この会社があったと言われるような会社にすることだ。株式会社の社長がこんなことを言うのはおかしいかもしれない。
人間的な経営を目指す社長が出てきて、世の中を変え、しかも業績をも伸ばせるのだということを私は証明したい。そしてわが社から、そういう社長をひとりでも多く誕生させることが、私の夢であり目標だ。
私のような社長らしくない社長のもとには、やはり同じように社長と呼ばれたくない、上場はしないという社長が誕生するのではないかと思うのだ。もちろん、存在価値のある事業は時代によって変わる。だから、事業の内容は変化していくかもしれない。
私が辞めて誰かが社長になったとき、業種がガラリと変わることもありうる。もしそうだとしても、根底にある思想や文化とか、大事にするものが変わらないで生き続けるのであれば、それでいいではないか。